2022を支配する3つのデータと分析のトレンド
COVID-19による混乱が続く中、組織はDXを進めるために多額の投資をしています。
2020年のKPMGの調査によると、6割近くがCOVID-19が原因でDXの速度が加速したと回答したとのことです。
2022年以降にITリーダーが注目しているトレンドとして、サプライチェーンの可視性、データ製品の適切な評価、持続可能性と最適化のためのデータ活用の3つが挙げられます。
サプライチェーン分析では単一レベルにとどまっていることが多いのが現状ですが、Webサイトからのデータ収集やソーシャルメディアでの苦情の情報などを収集することで、サプライヤーのサプライヤーなど、マルチレベルでの分析が可能になると予想されます。
また、データ製品によって得られた収益を計算するのは、データ自体を販売するだけでなく、既存の製品やサービスに組み込む場合があるため難しいことです。しかし、データを製品化、商品化する企業が投資家から高く評価されていて、データの価値がM&A活動の重要な要素の一部になるとのことです。
環境、社会に対する認識は2022年においても高まり続けています。コストと収益性のみに焦点を置いた評価から、廃棄物の量、CO2の回避といった観点を備えたより適切な評価、検討に置き換えることで持続可能性が実現できるでしょう。
引用元: https://www.cio.com/article/228333/data-analytics-trends.html