中国におけるビッグデータ産業

中国の工業・情報化部(省)は「第14次五か年計画ビッグデータ産業発展計画」を発表し、それによると2025年にはビッグデータ産業の試算規模は3兆元を突破するとのことです。

同部情報技術発展司の謝少鋒司長は、「典型的な企業には主に2つのタイプがあり、ビッグデータの技術、製品、サービスを提供する企業と、ビッグデータを利用してエンパワーメントをする企業だ」と述べました。

一方、中国ではビッグデータの技術を備えた人物が不足し、複合型の人材はもっと不足していて、産業の成長の抑制になっているとのことです。

また、同司の江明濤副司長は、「国際産業の競争構造が大幅に調整され、技術倫理、データセキュリティなどのリスクが増大して、いずれも中国ビッグデータ産業の発展にとって大きな挑戦になっていることを冷静に判断しなければならない」と考えているようです。

そのため上のような計画を制定することで、謝氏は「中国ビッグデータ産業の質の高い発展を推進する」との見方を示しています。

出典元: https://project.nikkeibp.co.jp/bpi/atcl/column/19/122000248/